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「光鱗亭(こうりんてい)」は、長年神楽坂に居を構え、太宰治「斜陽」をはじめ、川端康成や三島由紀夫といった昭和を代表する作家の初版本の装丁を手がけた画家・岡村夫二の雅号。そのアトリエは現在、古き面影を残しつつ「神楽坂・光鱗亭ギャラリー」として再建されています。

この光鱗亭ギャラリーの設計施工を担当された石丸正広氏が、先月「わかったカフェ・ダイアン」をオープンされたとのことで、さっそくお邪魔してきました。場所は住宅街なので少々分かりづらいのですが、イタリアン「ソプラアクア」の裏手というとピンとくる方もいらっしゃるかもしれません。

こちらは中伊豆にあるギャラリー&カフェの2号店だそうで、伊豆の食材を贅沢に使ったキングサイズの「伊豆牛・佐世保バーガー」(1,550円)をはじめ、有機栽培のコーヒーや手作りのアイスクリームなどが味わえるとのこと。オーナーが家具・空間アーティストだけあって、テーブルや椅子などのインテリアも素敵でした。

この日はランチメニューからマカロニグラタン・サラダ・コーヒーorハーブティーのセット(1,100円)をオーダー。同僚はTODAY’S SPECIALからバンズの「野菜ピザトースト」(700円)や「ナポリタン」(850円)を頼んでいました。

こちらはギャラリー併設のカフェのため、お料理を作っていただいている間に二階のギャラリーを見学できるのもいいところ。この日は安斎英明氏のモノクロ写真展「Still Wind – 静・風」が開かれていました。一階もカフェの手前がアトリエになっており、石丸氏の奥様が作られた手織物などを拝見しているといい匂いが……。

テーブルに戻りアツアツのグラタンをいただきます。中伊豆の新鮮な野菜を中心としたサラダや、あたたかいパンが実に美味しくて、食後にいただいた有機栽培のコーヒーも最高でした。同僚が頼んだピザトーストも、「これだけだとちょっと寂しいよね」とサラダをサービスしてくださったりして、心遣いが気持ちよかったです。

立川シネマシティの空間コンセプトを石丸氏が担当されていたとか、「オーガニック」というキーワードを初めて提唱されたとか、いろんなお話を聴くことができるのもこのお店の楽しいところ。素材にこだわっておられるため少々お値段は高めですが、素敵な雰囲気のカフェなので、ご近所の方にはぜひ訪れてみていただきたいと思います。

店名:わかったカフェ・ダイアン 神楽坂
ジャンル:カフェ
TEL:090-2180-4192
住所:東京都新宿区矢来町41 神楽坂・光鱗亭ギャラリー1F
営業時間:11:30~19:00
定休日:月曜日
オープン日:2012年9月9日

わかったカフェ ダイアン神楽坂カフェ / 神楽坂駅牛込神楽坂駅江戸川橋駅
昼総合点★★★★ 4.5


文・写真:渡邉達朗


“わかったカフェ・ダイアン 神楽坂” へのコメント

  1. えりひめ