2021年に筑土八幡町から白銀町へ移転した古民家レストラン「神楽坂 和らく」。昨夜はこちらで3年ぶりとなる対面での取締役会を行った。人で賑わうエリアから少し離れた瓢箪坂に佇む、旧料亭を改装した店舗は風情抜群。
いただいたのは牛レアカツの石焼きをメイン料理とした和月コース。先付は日毎の時季白木八寸盛り。椀替は海老真丈と虎河豚のうぐいす椀と菜の花。美しい盛り付けのお造りのあとは桜鯛酒蒸しが登場し、目も口も楽しませてくれる。
名物の牛レアカツの石焼仕立ては自分で焼き加減を調整でき、とても柔らかくて美味。〆は桜鱒の土鍋ご飯、味噌バター風味。最初に土鍋に入った状態で見せてくれるのも嬉しい。甘味の和三盆ぷりんも上品な甘さがちょうどよく、味・量ともに素晴らしいコースだった。
ここは個室で他の客を気にせず、ゆっくりと歓談できるのが何より素晴らしい。久しぶりに会ったので仕事の話は早々に切り上げ、最近飼い始めた猫の話などして盛り上がった。
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