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むらむすび

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神楽坂駅近くに昨年4月オープンした秋田県東成瀬村の飲食店型アンテナショップ「むらむすび」。東成瀬村の食材をメインに、日本にある183の村の食材を使った料理を提供することで関心を持ってもらい、認知度アップや交流人口、移住、定住者の拡大を目指しておられるのだとか。秋田県出身で同じく神楽坂にある「離島キッチン」も経営している佐藤喬さんがオーナーのお店です。

前を通るたびに気になっていたのですが、夜のみの営業なので残念に思っていたところ、今日ランチ営業を始めておられることに気づいたのでさっそく入ってみました。

お店の名前の「むらむすび」には二つの意味があるそうで、一つは東成瀬村産の「あきたこまち」でおむすびをお出しするという意味。もう一つは、他の村の塩や食材を用いることで村と村をむすぶという意味が込められているとのこと。

細長い店内にはカウンター席が6席と、2人掛けテーブル席が3つ用意されています。「離島キッチン」同様、毎月一つの「村」にフォーカスするのが特徴だそうで、本日の定食は秋田県東成瀬村の「鶏の塩麹唐揚げ」か、新潟県粟島浦村の「ニギスの一夜干し焼き」という2つの【主菜】から選べるようになっていました。

なお、【ごはん】は秋田県東成瀬村の「あきたこまち」、【味噌汁】は新潟県粟島浦村の「わかめの味噌汁」、【副菜】は秋田県東成瀬村の「わらびの五色漬け」と長野県宮田村の「すくい豆腐」、【漬け物】は秋田県東成瀬村の「チョロギの梅酢漬け」と「野菜の味噌漬け」という風に、【主菜】以外もすごい充実ぶり。これで税込み1,000円は安いと思ってしまいました。

しかも食後にサービスで、高知県北川村の「かんばもち」が美味しいお茶と共に提供されるという至れり尽くせりぶりに感動すら憶えます。「かんば」とは干した芋の事を指すそうで、秋口にしか作られていない郷土のお菓子。噛めば噛むほど自然な甘みが口の中に広がりました。

あまりにご飯が美味しかったので帰りに訪ねたところ、「あきたこまち」を鉄釜で毎日炊き上げているのだとか。ぴかぴかの絶品ご飯とお味噌汁、漬け物がセットになった「村のごはんセット」(480円)というメニューもあったので、次回はこれと新潟県粟島浦村の「ハタハタの米粉揚げ」(580円)を組み合わせようかなぁなどと幸せな妄想をしながら店を後にしました。

むらむすび

<2018年2月27日追記>
本日の定食は秋田県東成瀬村の「鶏の塩麹唐揚げ」。相変わらず揚げたてを提供してくださり、すごく美味しかったです。

【ごはん】は秋田県東成瀬村の「あきたこまち」、【味噌汁】は新潟県粟島浦村の「わかめの味噌汁」、【副菜】は秋田県東成瀬村の「わらびの五色漬け」と新潟県粟島浦村の「ギンバソウのポン酢和え」、【漬け物】は秋田県東成瀬村の「平良カブの梅酢漬け」と「いぶりがっこ」という風に【主菜】以外もすごい充実ぶり。

ランチ営業は3月からお休みされるとのことで本当に残念ですが、素晴らしいお店なので今度は夜にお邪魔したいと思います。

むらむすび

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<2019年4月26日追記>
昨夜は奥さんと神楽坂駅近くにある秋田県東成瀬村の飲食店型アンテナショップ「むらむすび」へ。同じオーナーが経営する「離島キッチン」同様、毎月一つの「村」にフォーカスするのが特徴。まずいただいたのは店員おすすめの「こごみのお浸し」。春野菜はなんといってもお浸しが美味いですね。

長野県宮田村「アップルホップ」ビールを飲みながらメインを注文。本日の定食は、秋田県東成瀬村産の短角牛「赤べご」の肉豆腐・仙人米・味噌汁・いぶりがっこ。味が濃いので、すき焼き風に卵につけて食べるのがご飯に合います。この日はカウンターのみで営業しておられ、その分料理の説明もじっくり聞けて楽しかったです。

店名:むらむすび
ジャンル:郷土料理、居酒屋
TEL:03-6457-5597
住所:東京都新宿区神楽坂6-19
営業時間:11:30〜14:00、18:00~22:00(L.O.21:00)
定休日:月曜日
席数:12席
オープン日:2017年4月27日

むらむすび郷土料理(その他) / 神楽坂駅牛込神楽坂駅飯田橋駅
昼総合点★★★★ 4.5


文・写真:渡邉達朗


“むらむすび” へのコメント

  1. えりひめ