bisous神楽坂(ビズ カグラザカ)

2018.08.23  渡邉達朗

bisous神楽坂(ビズ カグラザカ)

神楽坂らしい石畳の路地裏にある「bisous神楽坂(ビズ カグラザカ)」は、以前からずっと気になっていた隠れ家ビストロ。一度は評判の絶品フレンチを食べてみたいと思っていたのですが、ランチにうかがうと満席だったりしてなかなかタイミングが合わず、本日ようやくお邪魔することができました。

お店の場所は少し分かりにくいのですが、神楽坂駅と飯田橋駅のちょうど中間あたり。神楽坂通りから一本奥に入った路地裏にある、その名も「ROJI神楽坂」というビルの2階。このビルには「ENGINE」や「くすだま」「YAKITORI 葵」といった人気店が入っていて、美味しいものが好きな人には外せない場所になっています。

店名の「bisous」はフランス語であいさつをする時に両頬に交わす軽いキスのこと。お店に愛着を持って気軽に来てほしいという意味だそうです。ワインは日本とフランスを中心に150種類以上取り揃えており、本場フランスの名店で腕を磨いた村田シェフが手がける正統派フランス料理とのマリアージュを楽しむことができます。

平日のランチなら1000円から用意されている、とってもリーズナブルなこちら。今日は前菜・スープ・メイン料理・自家製パン・小菓子・ソフトドリンクがセットになった、1,600円のコースをいただくことにしました。前菜・メインともに種類が多く迷ったのですが、前菜は「勝浦産戻り鰹のタタキ」、メイン料理は「ブラックアンガス牛のロースト」(+450円)をセレクト。

こちらの料理はどれも盛り付けが美しかったのですが、一番驚かされたのは本日のスープ「熊本県産スイカのガスパッチョ フロマージュブラン添え」。トレーに入ったスイカの写真が気分を盛り上げてくれ、清涼感のあるスイカのガスパッチョがより美味しく感じます。

今が旬の「戻り鰹のタタキ」は脂がたっぷりのったプリプリの身が美味しく、その盛り付けの美しさにも感動。絶妙な焼き加減の「ブラックアンガス牛のロースト」はとても柔らかくボリュームたっぷり。付け合わせの野菜や自家製パン、食後のデザートも美味しくて大満足のランチでした。最近結婚されたシェフの奥様はパティシエらしく、ディナーコースには日替わりデザートも付くそうなので、今度はぜひ夜に訪れてみたいと思います。

店名:bisous神楽坂(ビズ カグラザカ)
ジャンル:フレンチ、ビストロ、モダンフレンチ
TEL:03-3267-1337
住所:東京都新宿区神楽坂5-43-2 ROJI神楽坂 2F
営業時間:11:30~14:00(L.O13:00)、18:00~22:00
定休日:月曜日(毎週金曜日のランチ)
席数:19席
オープン日:2014年12月11日

ビズ 神楽坂フレンチ / 牛込神楽坂駅飯田橋駅神楽坂駅
昼総合点★★★★★ 5.0

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