神楽坂 久露葉亭

2011.03.30  渡邉達朗

神楽坂 久露葉亭

神楽坂・毘沙門天の裏手で16年前に開業した「神楽坂 久露葉亭」が、神楽坂上交差点近くの路地裏に移転したと知り、さっそくお邪魔してきました。昨日オープンしたばかりだそうで、お店はピカピカでとても綺麗です。移転後の最寄り駅は牛込神楽坂駅になり、今日は路地の入口で職人さんが案内されていました。

古民家の落ち着いた雰囲気で、産地直送の新鮮な旬食材を使用した本格的な和食がカジュアルに楽しめる店として長らく親しまれてきたこちら。新しい久露葉亭では、和食の職人が作る「美味いうどん」を探求し、料理・器・場のしつらいまで含めて、自然の美しさや四季の移ろいを表現する美意識を大切にしているとのこと。

お昼の献立は、「自家製うどん」と彩りおばん菜・甘味などがセットになった「舞」(1,000円)と、「舞」に天婦羅が追加された「雅」(1,600円)の2種類。うどんは温かいもの・冷たいものを選ぶことができます。昼膳の他にアラカルトも豊富で、花巻うどんや鴨南うどんなどの自家製うどんや湯葉生麩、各種酒肴、鍋島・鶴齢・開運といった日本酒などが用意されていました。

まずは「せいろうどん」を一口。国産小麦にこだわり、店内で仕上げられた自家製麺は喉ごし抜群。出汁の旨みを感じるつゆでいただくのは最高です。職人が目の前で揚げてくださる天ぷらや、綺麗に盛り付けられたおばん菜も美味しく、値段以上の価値は十分にあると思いました。綺麗なカウンター席で職人さんとお話しながら料理をいただくことができ、とても楽しかったです。

<2019年6月20日追記>
神楽坂上交差点近くの路地裏へ昨年移転した「神楽坂 久露葉亭」がこだわっているのは、毎朝打ちたてを大釜で茹で上げる「細打ちうどん」。高知産のすだちをたっぷり使った酢橘うどんは、さっぱり爽やかな風味で暑い日にぴったり。揚げたての天ぷらや綺麗に盛り付けられたお惣菜も美味しく、二階の個室でしばし優雅な時間を楽しみました。

店名:神楽坂 久露葉亭
ジャンル:懐石・会席料理、うどん、天ぷら
TEL:03-5206-6997
住所:東京都新宿区神楽坂5-30
営業時間:
 [月~金] 11:30~15:00(L.O.14:00)、17:30~23:00(L.O.22:00)
 [土・日・祝] 11:30~21:00
定休日:年中無休
席数:50席
オープン日:2018年1月11日

神楽坂 久露葉亭懐石・会席料理 / 牛込神楽坂駅神楽坂駅飯田橋駅
昼総合点★★★★ 4.0

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