たまに一人でお昼を食べる機会があると、まだ行ったことがなくて、集団では入りにくいお店を訪れることにしています。この日も最初は少し離れたところにある中華料理の店に行こうとしたのですが、あまりの寒さに挫折。オフィス近くにある「みや川」という日本料理屋に逃げ込みました。
会社からとっても近いのに、これまで入ったことが無かった理由は単純でして……。天然鰻に勝るとも劣らぬ旨みと風味を持つ、幻の養殖鰻「大井川共水うなぎ」をいただけるお店だけあって、ランチには少々お高めだったからです。入口にあるメニューを拝見し、一番安い「うな丼」なら奥さんに許してもらえるだろうと思い、勇気を出して中に入ります。店内は結構広く、入って左手には小上がりのお座敷もありました。
注文してしばらく待つ時間が、うなぎを食べる時の醍醐味ですね。いい香りがただよってくると、お腹が空いて、ますます美味しくいただけるというものです。待望の「うな丼」は、炭火で香ばしく焼き上げられた鰻がたっぷり乗っており、甘すぎないタレといい、ふわふわの食感といい、実に素晴らしい一品でした。食後に珈琲も付きますし、1,800円というお値段以上の満足感がありますよ。
いつもは「石ばし」を贔屓にしているのですが、あちらは予約なしだと厳しいので、気さくに入れる「みや川」もいいなと思いました。神楽坂駅から少し離れており、お店の場所もわかりにくいのですが、うなぎが好きな方には是非訪れていただきたいと思います。
＜2019年3月1日追記＞
「みや川」は神楽坂で20年以上愛され続けている老舗。天然鰻に勝るとも劣らぬ旨みと風味を持つ、幻の養殖鰻「大井川 共水うなぎ」を1日10食限定で提供しています。鰻重を開けると、炭火で香ばしく焼き上げられた鰻がたっぷり。甘すぎないタレと柔らかい鰻、そして御飯。素晴らしい味わいにしばし酔いしれました。
＜2019年7月22日追記＞
かつて花街だった神楽坂には鰻の老舗や名店がたくさんあります。「みや川」はそんな神楽坂で20年以上愛され続けているアットホームな店。おすすめは天然鰻に勝るとも劣らぬ旨みと風味を持つ、幻の養殖鰻「大井川 共水うなぎ」。残念ながら今日は共水うなぎが売り切れていたので、通常のうな重をいただきました。炭火で香ばしく焼き上げられた鰻がたっぷり乗っており、甘すぎないタレといい、ふわふわの食感といい、実に素晴らしい逸品でした。
店名：うなぎ みや川
ジャンル：うなぎ、てんぷら、日本料理
TEL：03-3268-4040
住所：東京都新宿区天神町63 志村第2ビル1階
営業時間：11:30～14:00、17:00～21:00
定休日：水曜日
席数：18席