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2017
ようやく仕事が一段落したので、今日は久しぶりに新規開拓。4月7日にオープンしたばかりの「澄まし麺 ふくぼく」にお邪魔してきました。場所は神楽坂上交差点の近く、「神楽坂 茶寮」の向かい。以前は「中村屋」というお店があったところですね。
こちら昼は「澄まし麺 ふくぼく」というラーメン屋ですが、夜は「蒼穹」という小料理屋になるそうで、「濃厚な味のお好きな方にはご免なさい」と書かれた看板が印象的です。ご年配の方でも安心して毎日食べたくなるラーメンをつくりたいとの思いで、日本料理で使う上質な昆布と鰹節で出汁をつくり、塩だけで味付けしたとのこと。店内は和の雰囲気で統一されており、大きなカウンター席のほか、テーブル席も2つ用意されていました。
メニューは「澄まし麺」「油かけ麺」の二種類あり、それぞれ半盛(500円)、並盛(680円)、大盛(780円)が選べます。また「名物鴨だしご飯」も380円で提供されているのですが、あいにくこの日はすでに売り切れてしまっていました。非常に残念だったので聞いてみたところ、この日は12:30には無くなってしまったようなので、食べたい方は早めに訪れたほうが良さそうです。
透き通った綺麗なスープの「澄まし麺」は、昆布と鰹節の出汁に塩加減が絶妙で、ラーメンなのだけれど和食のやさしさが感じられる素晴らしいお味。薬味を自分で加えるのも和食らしいと思いました。卓上の醤油や胡麻油を加えると、出汁や薬味の風味が変わって楽しめるのもいいですね。中華麺にもこだわりがあるようで、名人に作ってもらった素朴な出汁に合う特別な麺を使われているようです。
「蒼穹」の方のメニューも見せていただきましたが、日本酒を数多く取り揃えており、基本コース料理のみですが、遅い時間はアラカルトにも対応しておられるとのこと。17:00スタートで、最終入店は23:30だそうですので、興味のある方はぜひ訪れてみてください。
<2018年4月11日追記>
神楽坂に路地裏に佇む「澄まし麺 ふくぼく」はシンプルを極めたラーメンで有名。店内は割烹料理屋のような雰囲気。昼はラーメン屋ですが、夜は「蒼穹」という小料理屋に変わります。
透き通った綺麗なスープの「澄まし麺」が絶品だったので、今回は「醤油かけ麺」にチャレンジ。こちらは特製醤油と胡麻油だけで味付けしているため、よりダイレクトに麺の美味しさを味わうことができます。澄まし麺とは異なるモチモチとした太麺は噛むほどに旨みが口の中に広がり、薬味を入れて混ぜ麺のようにするとまた別の味わいも楽しめました。
ラーメンだけで物足りない時は「名物 鴨だしご飯」もおすすめ。シンプルな炊き込みご飯で、具はしいたけ、にんじん、鶏そぼろ、三つ葉、きざみ海苔など。ほのかに鴨の風味が薫る、まさに料亭の味といえる美味さです。
<2018年8月20日追記>
神楽坂に路地裏に佇む「澄まし麺 ふくぼく」はシンプルを極めたラーメンが評判の店。来月六本木に移転するため、神楽坂で絶品「澄まし麺」を楽しめるのは今月いっぱいなのが残念です。「中華そば 田中屋」も今月末で閉店してしまうし、好きなラーメン屋がどんどん神楽坂から無くなるのはすごく寂しいですね。
店名:澄まし麺 ふくぼく
ジャンル:ラーメン
TEL:03-6265-0958
住所:東京都新宿区神楽坂5-7
営業時間:11:30~14:00
オープン日:2017年4月7日
澄まし麺 ふくぼく (そば・うどん・麺類(その他) / 牛込神楽坂駅、神楽坂駅、飯田橋駅)
昼総合点★★★★☆ 4.5
文・写真:渡邉達朗
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