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2018
2017年7月6日、牛込神楽坂にオープンした「月下爐(げっかろ)」はレンガの窯で焼き上げた北京ダックを提供する一軒家レストラン。一つ一つ積み上げた自家製煉瓦の爐(窯)を使用することで鶏肉全体に均一に火が入り、皮目はパリッと香ばしく、身は肉汁が閉じ込められてしっとり柔らかな北京ダックを楽しむことができます。
クミンなど香辛料の効いた「羊串焼」や、羊肉とトマトをシンプルに煮込んだ「ひつじすね肉のトマト煮込み」など、中国最西の地「ウイグル」の香辛料や調理法を用いた羊料理も用意。アヒルが壁に描かれた店内は吹き抜け天井となっており、とても開放感がありました。
ランチメニューは大別して「推薦特色セット」と「定番昼定食」の2種類。推薦特色セットは「本日の土鍋料理定食」(1,000円)や「炊き込みごはんと羊トマト炒め定食」(1,200円)、「北京のおばんざい定食」(1,000円)、「羊肉スープとナンとカリフラワー強火炒め」(1,200円)など。前菜、自家製窯焼きダック二種、ダック肉のスープ麺、デザートがいただける「北京ダックランチセット」(2,800円)もあります。
定番昼定食は「正宗麻婆豆腐」(1,000円)や「牛レバニラ炒め」(1,000円)、「豚角煮トンポーロー土鍋煮」(1,000円)、「牡蠣の味噌煮込み土鍋麺」(1,000円)、「四川担々麺」(900円)、「北京ダックチャーハン」(980円)などがあり、ごはん・スープ・漬物・杏仁豆腐付きとなっています。ちなみにこの日の日替りは「豚ロース・サクサク揚げ 甘辛酢炒め」(1,000円)でした。
以前こちらにあった「蓮根荘」と同様、「紅虎餃子房」などを手掛ける際コーポレーションのお店だけに、日本人にも食べやすい上品な味付けとなっていますが、中華系香辛料の風味がきちんと楽しめるのは流石ですね。「月下爐」は今のところ神楽坂にしか無いようですので、北京定番の甘味噌とオリジナルの緑の干しぶどうを使った醤の二種類が味わえるという、こちらの窯焼き北京ダックが気になる方はぜひ訪れてみてください。
店名:月下爐(げっかろ) 牛込神楽坂
ジャンル:中華料理、北京料理、飲茶・点心
TEL:03-3269-3900
住所:東京都新宿区北町21-1
営業時間:
[月~金] 11:30~15:00(L.O.14:30)、17:30~22:00(L.O.21:30)
[土日祝] 11:30~15:00(L.O.14:30)、17:30~21:30(L.O.21:00)
定休日:無休
席数:80席
オープン日:2017年7月6日
文・写真:渡邉達朗
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