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離島キッチン

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神楽坂で9月26日にオープンしたばかりの「離島キッチン」は、島根県海士町の観光協会が運営するアンテナショップ。自分たちの島だけでなく他の島々の食材や料理も紹介し、都道府県の垣根を越えたつながりを持ちたいということをコンセプトにしているのだとか。店内では月代わりで異なる島の料理を提供しています。

訪問した10月のテーマは隠岐島。海士町、西ノ島町、知夫村、隠岐の島町の4島からなり、イカやさざえや岩がきなど海産物の宝庫です。昼の献立を見てみると、離島キッチンを生み出した海士町の食材を中心に、隠岐島の食材を使った定食やどんぶり、特別コースが用意されていました。

サザエの炊き込みご飯やイカの子酢味噌和え、ひおうぎ貝の造りなど10種類ものメニューが楽しめる「隠岐島ランチ」(2,500円)が気になったのですが、いかんせん高いので「保戸島のひゅうが丼(まぐろの漬け丼)」と「隠岐の海鮮フライ定食」(どちらも1,000円)の2つで迷ったすえ、フライ定食を頼むことに決定。

海鮮フライの内容はアジ・イカゲソ・白いか耳の三種類。定食についてくる「ふくぎ茶」も初めて飲んだのですが、非常にさっぱりとした飲み心地でした。ふくぎとはクロモジの木の呼び名で、隠岐ノ島の海士町では傷口に塗ったりお茶として飲んだり生薬としても重宝されていたのだそうです。こういう珍しいものに接することができるのも、離島キッチンのいいところですね。

お店の場所は裏路地なので少々分かりづらいのですが、赤城神社からわりと近く、隣には「季彩や ひで」があります。民家を改装した店内には寺社の足場に使われていたという古材が使われており、すだれやガラスも効果的にあしらわれていて雰囲気抜群。天井も島の名前が書かれていて面白かったです。2Fはテーブル席とテラス席があり、3Fには各島の食材や伝統工芸品・食器などの物販コーナーもありました。とても居心地がいいので、美味しいコーヒーもメニューに加えていただけたら嬉しく思います。

離島キッチン

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<2016年5月11日追記>
今日は打ち合わせを兼ねて、「離島キッチン」神楽坂本店でお昼をいただきました。本日の「島めぐりランチ御膳」は、八丈島のムロアジメンチカツ、淡路島のタコの唐揚げ、日替わりのお造り、保戸島のマグロの漬け、お漬物、篠島のしらすおろし、対馬のかすまきなど全十品。特に淡路島のタコが美味しかったです。

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<2018年2月16日追記>
本日いただいたのは愛媛県岩城島の「レモンポークなべ定食」。レモンポークとは「青いレモンの島」として知られる岩城島でのんびり育った豚のこと。穏やかな島の風土の中、おいしい飼料を食べて育った豚は旨みが濃く、やわらかでジューシーでした。

あと、今年から「離島リーグ」というWEBサービスがはじまるそうで、アンケートに答えるとドリンクを一杯というサービスが実施中。6種類の中から選んだ壱岐島の「柚子ソーダ」はさっぱりしていてとても美味しかったです。

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<2019年2月22日追記>
隠岐島の「寒シマメ漬け丼」は、「嵐にしやがれ」の絶品・丼デスマッチのコーナーで松本潤が「たまんないっすね」と言ったことでも有名。スルメイカのことを島ではシマメと呼び、寒シマメとは冬の一番美味しい時期のものを指すのだとか。卵とからんだ寒シマメはご飯と相性抜群ですごく美味しかったです。

店名:離島キッチン
ジャンル:和食
TEL:03-6265-0368
住所:東京都新宿区神楽坂6-23
営業時間:11:00~14:00、17:00~23:00(L.O.22:00)
定休日:月曜日
オープン日:2015年9月26日

離島キッチン 神楽坂本店和食(その他) / 神楽坂駅牛込神楽坂駅飯田橋駅
昼総合点★★★★ 4.0

文・写真:渡邉達朗


“離島キッチン” へのコメント

  1. えりひめ