10/21
2015
神楽坂・毘沙門天裏で6月にオープンした「黒船屋 ひこの」。大正ロマンをコンセプトにしていると耳にしていたので、訪れるのを楽しみにしていました。お店の場所は、神楽坂通りから毘沙門天の脇道に入り、最初の路地を右に曲がってしばらく進むと右手にあります。
こちらでは当時流行した味噌仕立ての牛鍋コースや、日本で独自な進化を遂げた洋食と古典的なフレンチを融合させた洋食コースなどが用意されています。店内も当時のアンティークの調度を設えており、器やグラスまで時代感にこだわっているのが素敵だと思いました。竹久夢二の絵があちこちに飾られているのもいいですね。
メイド姿の店員さんにランチの内容をお聞きしたところ、「復刻版ソースカツ丼」(1,280円)は女性にはちょっと量が多いかもしれないとのことでしたので、同僚は「コロッケ定食」(1,380円)を注文。自分は「牛鍋定食」(1,680円)と迷ったのですが、「大正ハヤシライス」(1,380円)をいただくことにしました。
最初にサラダ、続いてパンプキンスープが運ばれてきます。このスープが濃厚であたたかく美味しかったです。ちょうどスープが飲み終わるころにメインが登場。2つのコロッケは味が異なり、カニクリームコロッケとポテトコロッケなのですが、カニ肉がふんだんに使われていて同僚が驚いていました。
大正ハヤシライスの方も贅沢にお肉が入っており、ボリュームたっぷり。ドミグラスソースの味も素晴らしく、これぞ洋食という感じで大満足でした。
この素敵な空間でいただく食後の珈琲も格別だったので、次回はぜひ夜にお邪魔してみたいですね。ちなみに9/26~11/25の二ヶ月間は、「天皇の料理番」のモデルとして有名な秋山徳蔵の特別コースも提供しておられるようです。
店名:黒船屋 ひこの
ジャンル:洋食、和食、牛鍋
TEL:03-5946-8611
住所:東京都新宿区神楽坂5-37
営業時間:11:00~14:30 (L.O.14:00)、17:00~23:00 (L.O.22:30)
定休日:日曜日
席数:30席
オープン日:2015年6月16日
文・写真:渡邉達朗
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