3/30
2018
青山・外苑前にある中華料理店「鉄板中華 青山シャンウェイ」は、ドラマ「孤独のグルメ」にも登場したという人気店。その神楽坂店が昨年末にオープンしたのですが、すでに予約が取りづらい状況になっており、昨夜ようやくお邪魔することができました。
場所は飯田橋駅から徒歩3分、早稲田通り沿いにあるポルタ神楽坂の2階にあります。総席数は52席と多く、テーブル席以外に調理風景を見ながら食事が楽しめるカウンター席もありました。
ゴローズセレクションのお楽しみは後回しにして、まずは「本日の前菜3種盛り合わせ」(1,680円)をいただきます。「甘エビの紹興酒漬け」は紹興酒に山椒、ネギ、しょうがなどを入れ特製の漬けだれの中に、新鮮な甘エビを入れ、しっかりと味を入れたもの。「豚肉とカシューナッツの黒酢仕立て」もカリッと揚げた豚肉と甘めに味付けしてある黒酢ソースの組み合わせが美味でした。
紹興酒を飲みつつ待っていると、お待ちかねの「毛沢東スペアリブ」(1本980円)が登場。正式名は「豚スペアリブの湖南風唐辛子炒め」。にんにく、唐辛子、乾燥海老、クミンなどを使ったスパイスチップを惜しげもなく塗した真っ赤な「毛沢東スペアリブ」は香りといい、見た目といいインパクト抜群。専用の手袋をつけて手掴みでいただくのですが、かぶりつくとチップの刺激的な風味が口いっぱいに広がり、ジューシーな骨付き肉が最高に美味しかったです。
やさしい味わいの「海老とトマトの卵塩炒め」(1,680円)で少し休憩していると、青山シャンウェイ開店以来の名物「やわらか蒸し鶏の葱醤油」(半羽1,680円)が運ばれてきました。箸でホロリと崩れる柔らかい鶏肉に、青山シャンウェイオリジナルのタレ「葱醤油」を絡めていただく逸品。国産の丸鶏をセイロでじっくり蒸し上げることで、余分な脂を落とした仕上がり、身はホロリと崩れるほどに柔らかく、さらに骨まで柔らかくなっていることに驚かされました。
この日の限定肉料理をいただきもう満腹でしたが、ゴローズセレクションを制覇したかったので〆に「黒チャーハン」(1,200円)を注文。中国のたまり醤油を使っており、「高山烏龍炒飯」というウーロン茶のチャーハンと並んで人気のメニュー。濃い醤油風味のガッツリ系なのでお酒との相性は抜群でした。2時間が本当にあっという間で、噂の暴力的中華を満喫でき楽しかったです。
店名:鉄板中華 青山シャンウェイ 神楽坂店
ジャンル:中華料理
TEL:03-5579-8988
住所:東京都新宿区神楽坂2-6-1 ポルタ神楽坂 2F
営業時間:
[月〜金] 11:30〜14:00、17:30〜23:00
[土] 12:00〜14:30、17:30〜23:00
[日・祝] 12:00〜14:30、17:30〜22:00
定休日:無し
席数:52席
オープン日:2017年11月28日
鉄板中華 青山シャンウェイ 神楽坂店 (中華料理 / 飯田橋駅、牛込神楽坂駅、神楽坂駅)
夜総合点★★★★☆ 4.5
文・写真:渡邉達朗
最近のコメント