10/29
2018
神楽坂毘沙門天・善国寺からほど近い路地裏で、本日10月29日より「酒亭 かけそば かずまる田」が新規オープンしました。夜は「ちょい干し てっ平」という居酒屋になるというこちら。場所や店主も「かずまちゃんラーメン」と同じ村上司馬氏で、毘沙門天前の知らなければ見過ごしてしまうほど狭い小路を入った先にあります。
最初の1ヶ月は11:30から13:00までのお昼営業を月曜、火曜、水曜、土曜で行うとのこと。お客様にゆったりとした空間で召し上がっていただくため、初めのうちはカウンターのみでのご案内となるそうです。日曜も不定期ですが営業する予定があるそうで、金曜のお昼は通常どおり「かずまちゃんラーメン」になるとのことでした。
お品書きのメインはシンプルに「かけそば」(750円)のみという潔さ。かずまちゃんや中華そばまる田にはない副菜も用意されており、北海道産アロマレッドを使った「人参のきんぴら」(200円)や、兵庫県の実山椒と静岡県さんのちりめんじゃこを使った「ちりめん山椒」(450円)、熊本県の大長ナスを使用した「茄子の揚げびたし」(350円)など種類豊富です。今日いただいたなかでは愛媛県産の真鯛を使った「真鯛の胡麻だれ和え」(550円)が絶品で、ほんのり香ばしい胡麻だれと真鯛の相性が抜群でした。
塩と油を使わず、素材から引き出した塩味と旨味、無添加でいかに美味しく食べられるかを「中華そばまる田」と「かずまちゃんラーメン」とで追及した結果生まれたこちらの「かけそば」。食材は全て国産に拘って使用しており、時間と温度にこだわって引いたそのお出汁は、穏やかな香りと上品な味わいになっています。移転してしまった「ふくぼく」の澄まし麺が好きだった方などには特に響くと思いますので、ご興味のある方はぜひ足を運んでみてくださいませ。
文・写真:渡邉達朗
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