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同僚の「そばとかあっさりした系希望」という言葉でこのお店のことを思い出し、炎天下、牛込神楽坂方面に向かうことにしました。店の名は「生粉手打ち 芳とも庵(よしともあん)」。そば粉と水だけの10割そばにこだわっており、「江戸そば」「田舎そば」「津軽そば」の3種類から選べるのも特徴的です。

普段はそれなりのお値段なのですが、ランチタイム限定でリーズナブルな日替わりランチセットを提供されており、せいろ又は温かいそば、天ぷら、小鉢、自家製ぬか漬け、御飯(白米・ゆかり御飯・天丼・焼き鳥丼など)をたったの1,000円でいただけます。

期待の「津軽そば」は独特の食感と甘みがあり、のど越しがとてもよいです。辛味大根おろしが付いてくるのですが、とてもよく合いますね。海老やししとうの天ぷらも美味しかったし、そぼろご飯もいただくと、お腹いっぱいになりました。ご飯を少なくするとデザートが付いてきますので、女性ならそちらの方が嬉しいかもしれません。

あと、ここは店内で「そば打ち教室」も開催されており、一般の方がそばを打っている様子が見えるのも面白かったですよ。かなり満足度の高いお店でしたので、是非また訪れて、江戸そばや田舎そばもいただいてみようと思います。

生粉打ち 芳とも庵

生粉打ち 芳とも庵

生粉打ち 芳とも庵

<2015年4月1日追記>
幻の蕎麦といわれる「津軽そば」を食べたくなり、久しぶりに「生粉打ち 芳とも庵」へ足を運んできました。大豆を擂りおろした呉汁をつなぎに使う珍しい作り方をする津軽そばは、作るのに手がかかるため、戦後しだいに作られなくなっていったのだとか。手間をかけた分だけ力強く、豊かな甘みが口いっぱいに広がっていきます。この蕎麦を味わえるのは都内だと唯一こちらだけだそうです。

生粉手打ち 芳とも庵(よしともあん)

生粉手打ち 芳とも庵(よしともあん)

生粉手打ち 芳とも庵(よしともあん)

生粉手打ち 芳とも庵(よしともあん)

<2018年10月10日追記>
牛込神楽坂にある「芳とも庵」は、幻の蕎麦といわれる「津軽そば」を味わえる珍しい蕎麦屋。「ぴったんこカン☆カン」で大野智と石原さとみが蕎麦打ちした店としても有名です。最近リニューアルしたばかりの綺麗な店舗で、今日はお得なランチメニューから「天せいろセット」(1,400円)を注文し、津軽そばの豊かな風味を満喫しました。

店名:生粉手打ち 芳とも庵(よしともあん)【旧店名:生粉打ち亭】
ジャンル:そば、天ぷら、和食
TEL:03-3235-7177
住所:東京都新宿区納戸町10
営業時間:11:30~14:30、17:30~21:00(L.O.20:30)
定休日:月曜日
席数:20席
オープン日:2007年11月29日

生粉手打ち 芳とも庵そば(蕎麦) / 牛込神楽坂駅神楽坂駅市ケ谷駅
昼総合点★★★★ 4.0

文・写真:渡邉達朗


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